近年の異常気象による猛暑への対策として必須の冷房や、燃料補充の煩わしさや火災の不安がなく使用できる暖房など、現代の生活には欠かせない存在となっているエアコン。現在汎用されているものは、家庭用として比較的簡単に設置工事ができる壁掛けタイプのものと、天井に埋め込まれている天井型カセット(天カセ)エアコンの2種類に分けることができます。それぞれの特徴としては、壁掛けタイプのものは住宅建築後必要になった場合の後付けが容易にできる、カセットタイプのものに比べると価格が低め、吹き出し口は1カ所となっています。天カセタイプのものは、本体はもちろんフィルターや吹き出し口、吸い込み口までが天井に埋め込まれている状態なので、見た目がすっきりしており、吹き出し口は2方向もしくは4方向となるためエアコンの効きが早く、室内の温度にムラができにくくなっています。店舗や事務所など、比較的広い空間に使うのに適しています。

天カセエアコンの設置はプロに相談を

天井にすっきりと埋め込まれた状態の天カセエアコン。空調機器としての存在感が薄いので空間の雰囲気をそこなうことなく、広い空間の温度を調整することが可能なので店舗や事務所に使用されるケースが多いのですが、これまで天カセエアコンの設備がなかった空間に新しく機器を設置するとなると設備業者などプロへの相談が不可欠です。既存の天井や壁に穴を開けたり配線を引いたりすることになるので、天井裏に機器本体を設置したり配管を通すための十分な空間があるか、機器を支えるための十分な強度があるか、室外機までのスムーズな排気が可能かなど、安全に設置・使用するためにはさまざまな要素が必要となってくるため、あとで発生するメンテナンスも含めて、信頼できる設備会社に依頼することが重要になってきます。

リースなどの制度を利用して無理のない設置が可能

新たに設置しようとなると、壁掛けのエアコンと比べるとどうしても初期費用がかかってしまう天カセのエアコンですが、業務用エアコンとしてメーカーや設備業者が設定している初期費用0円でのレンタルやリース制度は数多くあります。設置を予定している場所の現地調査や見積もり、設置工事費までが無料になっていたり、設置後の月々のリース料に故障や修理への対応が含まれていたり、定期的な分解洗浄を依頼できる制度もあります。フィルターの埃を取るなどの日常的な手入れは可能でも、空調機器の内側の洗浄となるとプロに依頼するのがなによりも安心なので、不具合が起きた時の問い合わせやメンテナンスを依頼できる制度があれば心強いですね。準備できる資金やそれぞれの状況に見合った方法で無理のない導入を検討してみましょう。